●新車にも下地処理は必要なのか？

上の画像は、新車納車直後に当店にご入庫頂きましたお車のボンネットです。
このように、例え新車であってもメーカーから出庫直後のいわゆるラインオフ状態を維持して、お客様に納車されることは殆どありません。なぜなら、お客様に納車されるまでの間、完全に外気を遮断した室内保管をされているディーラーは殆どなく、納車までに数回の洗車や場合によっては、ガードワックスにかわる保護シートの剥離の際に糊残りが発生し、その除去のために、磨かれることが多いのが現状です。その磨きの際に付けられたのが画像のような『オーロラマーク』です。
これは、磨きがしっかりと行われておらず、又、蛍光灯だけでは確認することができません。以前ある輸入車ディーラーにお勤めの方から聞いたお話では『日本に入ってきた車の８割は、日本で何らかの手が入っている』とおっしゃっておりました。そしてその多くは、外装関係なのだそうです。
そして磨きの技術が低いために施工者が自分で付けた磨き傷が見えない、あるいはワックスなどでごまかすことが多いのが現状です。
輸入車に限らず、国産車でも濃厚色車に多く見られることです。このような状況のため、新車であっても塗装面の下地処理を行うのが理想的です。但し、新車の塗装面を磨く場合には、ハイレベルな技術が要求されます。メーカーの塗装ラインで高温で焼き付けられた塗装面には、新車ならではのホーロー層という一番固い部分が表面にあります。このホーロ層を維持しながら、下地処理を行う必要があるのです。尚、一般的には下地処理技術の未熟さから、新たな磨き傷（バフ傷やオーロラマークなど）をつけてしまうことが多く、このことは技術的な問題や作業環境が関係しています。

コーティングを依頼するのであれば、高度な下地処理技術を持った塗装面照射のための専用照明設備の整ったショップに依頼されるのが良いでしょう。
【ラディアス千葉】では高度な下地処理技術と専用照明設備が整っております。

こうして新車時に下地処理を行うことにより、塗装の曇りをスッキリと除去でき、また、コーティングの密着強度も耐久性も上がるのです。

上記で新車の納車時に磨かれていることが某輸入車メーカーでは多いことをご説明致しましたが、全てのお車がそうなのかというと、特に国産車ではそういった状態で納車されることは輸入車に比べ、少ないのも事実です。国産車の場合には、あまり人気のない車種で、長期在庫車でもなければ多くの場合には、洗車傷程度はあるものの、決して酷い状態などではありません。本当に良い状態で納車されているメーカーもございます。そして、何よりもお客様の中には、『磨き＝塗装を削る』ということに抵抗のある方もいらっしゃいますし、価格を安く抑えたいという方、コーティングだけでも施工しておきたいという方と皆さん様々です。
そういった考え方も当然といえば当然なのです。そのようなお客様には、新車コースをお薦め致します。
新車コースは、新車の塗装面をそのままに、下地処理（磨き）を行わずに、コーティングを施しますので、お安く施工することが出来ます。
新車のお客様で、下地処理はしなくても良いというお客様は、こちらの新車コースをご検討してみてください。

多くのお客様のご要望により【プロスタイル】、【スタンダード】、【ライトスタイル】のそれぞれのコースに、新車の塗装面をそのままに、コーティングを施す『新車のコース』を設定致しました。
以前は古くなったお車の塗装を下地処理にて復活させ、その塗装を保護するのが主流でしたが、今では、殆どのお客様が新車購入時にコーティングを検討されていらっしゃるのでは無いでしょうか。

そこで、【ラディアス千葉】では、新車納車２週間以内を目安として、磨きは行わずにコーティングを施行する『新車コース』を【ラディアスコート　シリーズ】にご用意しております
新車を買われたお客様の『ガラスコーティングをしたいけど金額が高いから』というご意見に出来る限りお答え出来るように、全てのコーティングコースに価格を抑えた設定に致しました。

尚、他のプロコーティングショップの中には、洗車後そのままコーティングだけを行うショップも多く存在しておりますが、【ラディアス千葉】では、コーティング皮膜を塗装面にしっかりと定着させる為の下地調整を、しっかりと行います。

　『新車コース』を施行する場合の必要条件
　・洗車で落ちない汚れが無い事
　・他のコーティングがされていない事
　・傷取り汚れ取り工程が必要の無い状態である事

【プロスタイル】につきましては、完全硬化型ガラス皮膜の為に、汚れの付着が多い場合や、洗車傷、バフ傷等が多い場合には、プラス料金を頂き、下地処理を行う場合がございます。国産車の殆どの場合、問題ございませんが、輸入車の場合には『新車コース』を施工出来ない場合もございます。
また、新古車は、あくまでも中古車の扱いとなり『新車コース』の適用は致しておりません

車種・大きさにより変わります。詳細はお問合せ下さい。